2012年8月23日木曜日

芸術品


2012.8.23

今回はいつもお世話になっているdovinbowcraft   sarasvati60(サラスバティ60)について書いていこうと思います。

興味のない人にはただの遊び道具かもしれないが、釣手からするとハンドメイドミノーならではのたくさんのコダワリが凝縮されていて1つ1つが芸術作品であろう。
もちろんサラスバティだけではなく、他のハンドメイドミノーにも当てはまること。

大きい魚が釣れた時も嬉しいが、小さい魚でも十分に面白いのが釣りの楽しさ。
広大な自然と、魚との駆け引き。
自然から学ぶ恐ろしさ。
釣り人ならではの自然との調和。
人と人とのつながり。

どれも人生の中で大事な時間。

それではサラスバティ60紹介

金黒。 ホワイトベリー、オレンジベリー。


ダークイエロー。
ホワイトベリー、オレンジベリー。
ダークイエローのオレンジベリーが僕のパイロットルアー。
金黒とよ~く見ると違うのがわかりますかね?


緑金。
オレンジベリーのみ。


赤金。
オレンジベリーのみ。

ローテーションとしては、一例ですが・・・
ダークイエロー→赤金→黒金→緑金
その時の魚のテンションや川の状況によりベリーの色をチェンジ、後は勘。(笑)


オレンジベリーの画像。

使用方法は自分なりにですが・・・
ダウン~ダウンクロスをメインで攻める時はアイを若干上げると、タイトなローリングアクションで急流でも飛び出しません。
アップクロス~ダウンクロスをメインで攻める時はそのまま。(何もしていない状態に)タイトなウォブンローリングアクション。
アップ~アップクロスをメインで攻める時はアイを若干上げると、ウォブンローリングアクション。

アイを上げたままダウンでキャストすると動きすぎますので、調整が必要だと思います。
なんだかんだで『そのまま』が一番良い状態かとも思いますが、ミノーを使うにあたって、アイの調整一つでこんなにアクションが違う&その時の状況によって変えられるというのは面白い、ミノーにしかない楽しみの一つだと思います。


僕が好きなのは小渓流。2号の細軸で自作フックを装着して出来上がり。
後は魚が掛かるのを信じてキャストを繰り返すのみ。

2012年8月20日月曜日

念願


2012.8.19

昨日のことですが、以前に行った旭川市内の渓流へ。

藪漕ぎをして川にむかい、数日前の雨の影響もあり、増水しているがここまで来て帰れる訳もなく突き進むこと5分。倒木とオーバハングがあり、なかなか攻めきれなさそうなポイント!
いかにも大物が着きそうな場所。先行はサラスバティ60のホワイトベリーをダウンクロスでキャストし、ガッとあたりはあるが、のらず・・・。ダウンで狙ってみるが、チェイスは見られるものの、ミノーとの距離感をきっちり空けてのチェイス。

じゃミノーチェンジ!気分を変えてかぶりついてもらいましょうか。
オレンジベリーにチェンジしてクロスでキャストした1投目!
グンとミノーにかぶりつき、ヒット!!
あげるまで虹鱒だと思っていましたが、ランディングしたのは「尺山女」!!
31cm。秋が近づいたため、薄っすらと婚姻色が出ていてかなり見惚れてしまう。




鼻曲がり!背中の盛り上がり!僕にとってはパーフェクト!!

薄っすらとピンク色の婚姻色を浮かべていました。

何枚か写真を撮り、元気なうちにリリース。
流れの中を悠々と戻って行きました。
また会いたいですね。

うれしすぎてサラスバティ60の産みの親、ビルダーの森川氏に連絡しちゃいました。

サラスバティの底力を最近研究中。詳細は今後UPします。

天気:晴れ
気温:23℃
水温:17℃
釣果:尺ヤマメ、虹鱒10匹ぐらい
使用ミノー:サラスバティ60 ギンクロ ホワイトベリー、オレンジベリー

2012年8月13日月曜日

憧れの魚!


2012.8.13

最初に言っておきます。写真下手でスイマセン・・・。

さてさて、今日はDS君との釣り。
DS君のポイントを案内してもらい、満喫しました。
色々なポイントに行き、ラン&ガン。

オーバーハング下にキャストした1投目。サラスバティをヒッタクル様にバイト。
最初はアメマスかと思いましたが30cm弱と見事な体形のウ・グ・イ。
まぁウグイを騙せたってことで良しとしよう。

今日は時間がたっぷりあるので、違うポイントへ移動。
そこで事件です!
上の写真の魚ですが、幻のイトウです。魚鬼ですよ!35cm弱ですが・・・。だが、イトウはイトウ!!
僕が夢にまで見たあの魚・・・。
これもサラスバティ60でやってやりました!
どうしてこんな写真しか残っていないか・・・それは鬼が暴れて暴れて、シャッターを押すたびに動く、計ったように動く。終いに雨がひどく、レンズに水滴が付いていたんでしょう。
絶滅危惧種を弱らせてはいけません。
かなり泣く泣くリリース。
初めてのイトウ・・・写真がこれ!(泣)誰にも信じてもらえないかもしれませんが、DS君だけが僕の唯一の証人です。

そしてラストを飾ったのは・・・


僕が散散叩いたポイントでDS君50近くの雨鱒を釣っちゃうもんだから、僕の燻ぶっていた心に火がついて、その下流で出してやりました。どうだ!!小さいだろう!とDS君の顔を見るが、全くこっちを見ていない・・・。(嘘)いやいや、優しいDS君に限ってそんなことはない。ちゃんと走って見に来てくれました。
35cmオーバーのアメマス。

こんなデカイアメマスは見たことがない。
DS君の50近いアメマスは若干怖かったけど。

その後は大雨の影響でどの河川も増水、濁りがひどくなってきた為、退渓しました。
雨でビチャビチャになったけどかなり満喫。
そしてDS君との釣りの話は勉強になるし、面白い。

天気:大雨時々小雨
気温:25℃
水温:19℃
使用ミノー:ドビンボウクラフト サラスバティ60
        イトウクラフト 蝦夷
       スミス D-CONTACT(Dコン)
釣果:イトウ35cm弱、ウグイ30cm弱、アメマス37センチ

2012年8月9日木曜日

愛弟子


2012.8.9

僕の子供、小学校1年生。
釣りをしたいというので、危なくない&釣れる&浅い所へ行ってきました。

キャストはさすがに難しいため、僕がキャストし、リトリーブだけやってもらう。

最初はなかなか釣れず・・・。

最初は小さな山女。
今年は僕も釣っていないのに・・・。いいなぁ!綺麗だねぇ!!と二人でヤマメを鑑賞し、そっとリリース。元気に泳いでいく姿を見て、息子が「はやっ!!」っと驚いていました。


その後はあたりはあるものの、乗らず・・・。
時間もないということで、その上流へ移動。

ここは魚一杯いるぞ~と息子に自慢しながらキャスト、リトリーブをしていると「ググン」とヒット!!
ジ~ジ~とドラグを出す。(ドラグは緩めに設定してあります)

こうやって見るとすご~く大きく見えますが、遠近法です(笑)
実際は25cmぐらい。

これも息子が優しくリリース。

大きくなっても魚を大切にして、優しくリリースしてあげてね。

また一緒に行こう!

その後ももう少し時間があったが、ラインがリールにぐるぐる巻きになっていまして、それに手間取りタイムアップ!
息子はもう少しやりたかったみたいですが、嫁の雷が落ちそうなので撤収しました。
夏休みの良い思い出になったことでしょう!たぶん!

天気:晴れ
気温:29℃
水温:16℃
釣果:ヤマメ15cm、虹鱒25cm 各1匹

2012年8月3日金曜日

倒木下


2012.8.3

釣りを始めて早5年。
初めての車中泊。
緊張と明日への期待に胸が高鳴り、寝付けず「どぶろく」を飲みながら、久しぶりに深夜のラジオ「オールナイトニッポン」を聞いてしまった。
目覚ましを4時にかけて、横になる。
・・・気づけば3時40分。習慣なのか目覚まし前に起きてしまう。仕事の時もこの病により、4~5時ぐらいに一度目が覚める。

カップラーメンを食べて、身支度を整え、辺りは暗く、小雨の振る中、入渓。
開始1分。上のチビ虹鱒がヒット。綺麗なパーマーク!
相変わらず魚影は濃い!!

その後もチビ虹鱒をポツリポツリと釣り上げ、倒木の下がえぐれ、深みになっているところを発見。
倒木にそわせる様にキャストし、リトリーブしていると、モソモソッっとデカイ黒い影のチェイス。

ミノーにかぶり付き、ファイト開始!!
ドラグは鳴り止まず、必死に頭の向きを変えようと、ロッドを振るが、お構いなしに倒木の下に潜りこまれた・・・。ラインが倒木に張り付いている。
斬られるか?斬られないか?の攻防!
少しでも判断を誤るとラインブレイクする!
助かったことにこのデカ虹鱒は倒木の下で休憩していた。その隙にザブザブと川に入り、ラインを倒木下に通して、やっとフリーの状態。
その後も攻防を繰り返し・・・

なんとか・・・・



倒木下から引き吊り出してやりました!!強かったなぁ~~!!
かなり極太の49cm・・・。
ちょっと引っ張ってみても49cm!
目をこすってよ~っく見ても49cmは変わらず・・・。

いやいやここに大物が居たってだけで収穫です。
小さくても楽しめれば良いんです!


ボカシて大きく見せている訳では無いですよ(笑)
たぶんマクロで撮っちゃったんだと思います(涙)


その後もチビ虹鱒と戯れ、結局21匹!

そして帰りに前回、川でお会いした70歳ぐらいのおじさんと再会。
この話はまた次回。

天気:小雨のち曇り
気温:16℃~20℃
水温:15℃
釣果:虹鱒21匹
使用ミノー:
ドビンボウクラフト サラスバティ60
イトウクラフト 蝦夷50